おおさかの「モノ」
Vol.01

大阪産(もん)

「天下の台所」「食い倒れの街」と
呼ばれる大阪には、
美味しいモノがたくさん!

大阪産(もん)商標ロゴマーク 大阪産(もん)とは、大阪府下で栽培された農産物をはじめ、畜産物や林産物、大阪湾で採取され大阪府内の港に水揚げされた海産物など、大阪の特産として認められている加工食品を総称した言葉です。江戸時代、大阪の人口42万人を数え、物流・金融・商業の中心都市として反映していました。江戸が政治の中心であれば、大阪は経済の中核。皆さんもご存じのように大阪は、「天下の台所」として称されるようになりました。また、大阪は「食い倒れの街」としても有名。

それはなぜか・・・1つは大阪が経済の中核都市だったが故に、全国各地から年貢物や産物などの食材が集まっていたからです。そのため、昆布と鰹といった「出汁」をはじめ、多彩な料理が大阪で生まれ、全国に広まっていました。それともう1つ、大阪では近郊農業が盛んに行われており、美味しい野菜・果物が非常に多く生産されていました。(余談ではありますが、大阪は大正時代まで日本で最もぶどうの栽培面積が広い都道府県だったとか。)全国各地から寄せられる産物、そして地元の農産物。これらが合わさり、大阪は食の街として発展を遂げていきました。

茄子に大根、たこ・・・
地域産品を統一したブランド
『大阪産(もん)』。

しかし、戦後の高度経済成長期、宅地開発が進み、生産地は激減。大阪産の野菜は影を潜めていきました。そこで、かつて盛り上がっていた大阪野菜に再びスポットを当てるためにスタートしたのが『大阪産(もん)』です。2006年、大阪府は『大阪産(もん)』のロゴマークを定め、地域産品を統一したブランドとして、積極的に推奨する事業に乗り出しました。そこで、今回は代表的な『大阪産(もん)』をいくつかご紹介したいと思います。

まず1つ目は『泉州水茄子』。一般的なナスと比べ水分を多量に含んでおり、甘みもあって生食もできることが特長です。日本各地で栽培されてはいますが、大阪の泉州地域で盛んに栽培されており、泉州特産品として知られています。

2つ目は『守口大根』。通常の大根より細長く、長いものになれば180cmになります。とても身が引き締まっているため、漬物に適していますが、守口大根は土壌に制限があるため、栽培も難しく、生産農家も年々減少していきました。現在では、愛知県産や岐阜県産のものが主流となっていますが、近年、守口大根は『なにわの伝統野菜』に選定されたこともあり、栽培復活に向けた取り組みが行われています。

さらにもう1つ、『泉だこ』を紹介させてください。実は大阪は漁港が非常に多いことでも有名です。大阪湾にはたくさんの河川が流入しているため、多彩な魚介類が生息しており、泉だこは、関西国際空港のある泉佐野やだんじりでお馴染みの岸和田をはじめとする南部エリアで多く水揚げされています。大阪湾は潮の流れが穏やかなため、そこですくすくと育った泉だこは、味も優しく柔らかいことが特長です。泉だこの入った『たこ焼き』は、一度食べるとやみつきになること間違いなし。近年ではこの泉だこを広めようと南部の漁業組合が積極的にPR活動を実施。知名度も向上しています。

他にも様々な『大阪産(もん)』があるので、興味のある方はぜひ調べてみてください。

泉州水茄子
泉州水茄子

学食にも登場?!
首都圏でも食べられる
『大阪産(もん)』。

いかがですか?『大阪産(もん)』。
全国で2番目に面積の狭い大阪ですが、東西南北各地に素晴らしい地元の名産物がたくさんあるんです。この大阪産(もん)、実は首都圏でも食べることができます。港区にあるホテルや都内の大学食堂には、『大阪産(もん)』と認証を受けた野菜や海産物がメニューの一部に登場しています。もしかしたら皆さんも知らず知らずのうちに『大阪産(もん)』を口にしているかもしれませんね。
大阪産(もん)は、これからも全国各地を席巻していきますよ!

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